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NeWMeKの風速記録を使用し,九州地区での詳細な風の乱れ特性を分析するとともに,風力発電開発に有用となる風の乱れ特性を考慮した風情報を整理し,NEDOの局所風況マップとの比較を行った。本報では台風などの顕著な強風の発生が少ない2007年のNeWMeKの1秒平均風向風速記録を利用し,基準高度を30mとして高さ補正を行うと九州地区のNeWMeK観測点での年平均風速は約3m/sとなる地域が多いこと,NEDOの局所風況マップに基づく年平均風速の方がNeWMeKでの値よりも大きいことがわかった。