ジオシンセティックス論文集
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短繊維混入補強土の力学特性に及ぼすファイバー形状の影響
仲原 寛昭巻内 勝彦峯岸 邦夫
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1999 年 14 巻 p. 227-233

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抄録

補強土工法の土塊を内部から補強(土粒子の変形拘束)する工法の一つに,短繊維混合補強土工法がある。この工法は,安定性を欠く原位置土や現場発生土の有効利用に際して,有限長の短繊維(ファイバー)を攪拌・混合することにより新しい土質性状の特性を付与し,より優れた土質材料を作り出す補強土技術である。この短繊維混入補強土については,補強原理や影響要因などの研究が十分に明らかにされていない部分も多い。
そこで本研究では,カオリン粘土と豊浦砂の混合土を試料土としてナイロン繊維の補強材の形状(繊維長,繊維径)の変化が,補強メカニズムに及ぼす影響を調べるために,一面せん断試験,一軸圧縮試験を行いその結果について報告する。

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© 国際ジオシンセティックス学会日本支部
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