日本作物学会関東支部会報
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16 AMEDASの気温情報を利用した水稲の幼穂形成期の予測法
斎藤 幸一斎藤 研二深山 政治
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p. 41-42

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抄録

千葉県の早期栽培における早生品種の生産安定のためには、障害型冷害の回避が重要となる。そのためには、耐冷性にすぐれた品種の導入、播種・移植期の適正化が必要となるが、同時に水稲の生育状況を予測して、冷害危険期に深水灌漑が実施できるよう、あらかじめ必要な準備を整えておくことも重要である。冷害危険期は、幼穂形成期(主稈幼穂の80%が1mm以上となった時期)のおよそ10〜17日後に相当する時期である。そこで著者らはAMEDASの気温情報をもとに、県内任意地点における、任意の移植時期の水稲について、幼穂形成期を予測する方法につき検討した。

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© 1987 日本作物学会関東支部
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