1999 年 11 巻 1 号 p. 121-126
1. 術後平均3年1ヵ月経過した MG II型 TKA 34例44関節の成績を報告した.
2. 調査時の三大学試案は平均83.1点であった.
3. X線ではセメントレス脛骨コンポーネントの沈下が1例2関節に認められ, radiolucent line はセメント固定脛骨コンポーネント1関節に見られたが, いずれも非進行性であった.
4. 膝蓋骨コンポーネントの3°以上の傾斜または3mm以上の偏位を来しているものは19関節 (43.2%) であった.