2020 年 9 巻 3 号 p. 165-171
本研究の目的は,混合歯列期のCBCT再構成パノラミック画像と従来のパノラマエックス線画像との比較を行い,パノラミック画像の有用性を検討することである.
混合歯列期小児患者91名のパノラミック画像およびパノラマエックス線画像の比較を行った.画像評価は,上下顎左右第一大臼歯と上下顎右側中切歯および上下左右第二小臼歯歯胚についての解剖学的構造をそれぞれ5段階で数値化した.統計にはMann-WhitneyのU検定を用い,有意水準は0.05とした.
混合歯列期の画像診断において,CBCT再構成パノラミック画像は従来のパノラマエックス線画像と同等以上に有用であることが示唆された.