日本小児臨床薬理学会雑誌
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正胎生期動脈管の薬理学:基礎から臨床へ
門間 和夫
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2001 年 14 巻 2 号 p. 75-80

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抄録
ヒトをはじめ全ての哺乳類の胎生期に動脈管は太く開いており,生後まもなく収縮して閉鎖する。胎生期の動脈管は右室から抽出された血液の90%を下降大動脈へ通し、胎児の下半身と胎盤への血流を供給する。胎生期の動脈管の拡張の機序としては従来低酸素とプロスタグランヂンが判明していた。最近の我々の研究で次の事が判明した。1.2つのプロスタグランヂン生成酵素シクロオキシゲナーゼ(COX)中COX-2は特に胎生期の後期の動脈管拡張に重要である。2.一酸化窒素(NO)が胎生期中期まで主な拡張因子である。3.ビタミンAが動脈管の酸素に対する収縮性を増強する。4.胎生期の動脈管の収縮にはエンドセリンが必要である。
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© 2001 日本小児臨床薬理学会
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