日本小児臨床薬理学会雑誌
Online ISSN : 2759-9256
Print ISSN : 1342-6753
抗てんかん薬服用中の授乳は可能か?
兼子 直吉田 秀一菊地 隆
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2011 年 24 巻 1 号 p. 60-63

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抄録
てんかんを持つ女性の0.3~0.5%は妊娠を経験するが,妊娠・授乳期間中も発作を抑制するため,抗てんかん薬(antiepileptic drug; AED)を継続して服薬しなければならない。しかしながら,胎盤を通した胎児期のAED暴露や血中から母乳への移行を介した間接的な児のAED暴露による有害事象発現の危険性を併せ持つ。したがって,安全な妊娠・出産・児の発育のためには,各種AEDの胎盤移行率,母乳移行率,児でのAED半減期などを踏まえ,起こりうる有害事象への配慮が必要となる。
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© 2011 日本小児臨床薬理学会
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