日本小児臨床薬理学会雑誌
Online ISSN : 2759-9256
Print ISSN : 1342-6753
生後1か月以上4歳未満のてんかん発作に対するレベチラセタム併用療法の使用経験
伊藤 幸村社 計寿菅原 祐之髙橋 咲源川 良一木村 直也
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2021 年 34 巻 1 号 p. 3-9

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抄録
レベチラセタム(以下,LEV)は4歳未満の小児に対して適応外であるが,近年,4歳未満の小児への使用例が見受けられる.そこで,本研究では2012年1月から 2020年3月に草加市立病院においてLEV併用療法を行った生後1か月以上4歳未満のてんかん患者7名を対象に48週間の有効性と安全性について後方視的調査を行った.さらに,薬用量の妥当性について検討を行った.LEVの50%レスポンダーレートは48週で71.4%であった.副作用は6名(85.7%)で認められ,眠気57.1%,落ち着きのなさ28.6%,易刺激性14.3%および興奮14.3%であった.落ち着きのなさを理由に1名がLEVを中止したが,それ以外は軽度であった.開始量は平均18.3 mg/kg/ dayであり,維持量は平均34.2 mg/kg/dayであった.開始量は7名中5名で,維持量は7名中6名で米国において承認されている開始量および推奨維持量より低用量であった.本研究において生後1か月以上4歳未満のてんかん患者に対するLEV併用療法の有効性と安全性が確認された.
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© 2021 日本小児臨床薬理学会
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