抄録
[1] 575年 (西暦1455年) に、ヴァナラトナパーはゴーヴィチャンドラ僧院に住まいながら、苦行者、シヴァ教徒の行者、ブラフマン、および在家の者たちに穀物の布施を行った。贈り物は、日の出から日没まで、やって来た全員になされた。
[2] 再び588年 (西暦1468年) のシュラーヴァナ月 (7月から8月にかけて) の白分の第8日水曜日に、
[3] ヴァナラトナパーは、すべての僧院組織に布施を行った。
[4] (それは) 1590人より成るものであった。その翌年 (1469年) のマールガシールシャ月 (11月から12月にかけて) 黒分の第7日の月曜日に、
[5] ヴァナラトナパーは仏陀の境地を得た。