日本消化管学会雑誌
Online ISSN : 2435-8967
Print ISSN : 2433-3840
総説
上部消化管癌に対するロボット支援手術の進歩と今後の展望
柴崎 晋宇山 一朗須田 康一
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 5 巻 1 号 p. 6-16

詳細
抄録

本邦では2018年の保険収載以降,消化器外科領域において急激にロボット支援手術が普及している.安全かつ円滑にロボット支援手術を導入するための制度も整備されつつある.それにともない,本邦での食道癌や胃癌など上部消化管悪性腫瘍に対するロボット支援手術の報告が増加しており,特にロボット支援下胃切除術では術後合併症の減少に寄与する可能性が示唆されている.コスト削減や術者・施設要件緩和など課題も多いが,国産の新たな内視鏡手術支援ロボットも登場し,さらなる普及や手術成績の向上,遠隔治療への発展など,ロボット支援手術への関心・期待が高まっている.

著者関連情報
© 2021 一般社団法人日本消化管学会
次の記事
feedback
Top