人間‐生活環境系シンポジウム報告集
Online ISSN : 2434-8007
第45回人間-生活環境系シンポジウム報告集
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交通事故防止のための反射材活用に関する実態調査
*小松 美和子庄山 茂子
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p. 1-2

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抄録

交通事故防止のための反射材の活用実態を明らかにすることを目的に、熊本県内の小学生、中学生、高校 生を対象に調査を行い、458 名の回答を得た。反射材の認知度は約80%であったが、所有の実態は45~54%であ った。反射材は交通事故防止に効果があると約80%の小中高生が回答しているのに対し、薄暮時には、中高生は 61~64%、小学生は40%が反射材を身につけていなかった。徒歩において、反射材を身につけていてもヒヤリ経 験をしていたことから、反射材の効果が充分でないことも示唆された。小中高生が所持したい反射材の多くは、 携帯しやすくアクセサリー感覚で身につけられシンプルなものであった。

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© 2021 人間‐生活環境系学会
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