神戸大学 [日本]
金沢大学 [日本]
2019 年 2 巻 1 号 p. 65-86
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日本では今日、家族介護を求める政策潮流が強まってきているが、在宅介護者への支援政策はしばしば、公的サービス抑制の受け皿という消極的側面と、在宅介護者の選択の自由への寄与等とみなす積極的側面から評価を二分する。本稿では、日本における在宅介護者の疲弊を改善するためのあるべき政策の方向性を見定めるため、フィンランドの親族介護支援制度とその政策背景・動向について検討し、最低限必要な視座について提起する。
日本医療経済学会会報
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