医療福祉政策研究
Online ISSN : 2433-6858
労働者を土呂久鉱山労働に拘束した諸条件
日田 剛
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2026 年 9 巻 1 号 p. 15-34

詳細
抄録
資本主義社会での利潤増殖に伴う生産活動が、自然環境等を破壊する公害を引き起こす事例は数多く存在する。本稿では、そのもとで働く労働者が、公害の発生に関与しながらも労働に拘束され続けた諸条件を抽出する。  主に、1920年代から開始された宮崎県西臼杵郡高千穂町土呂久地域での土呂久鉱山労働に注目する。土呂久では戦前から戦後にかけて公害の原因となった亜ヒ酸製造が行われており、およそ42年の間、労働者を拘束し続けた。
著者関連情報
© 2026 日本医療福祉政策学会
前の記事 次の記事
feedback
Top