燃料協会誌
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國際石油戦争と極東に於ける石油資
昭和九年一月二十日第百十八同例會講演
小林 儀一郎
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1934 年 13 巻 2 号 p. 133-145

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抄録
世界の石油戰争は英来より英来對ロシアに移り將來益々激北せんとする兆候著し、此戰争は漸く極東に波及し日本、支那、満洲は將に其渦中に投ぜんとす、爲に此兩者の間に介在する日本の石油業者は未曾有の苦境に陥り其存在をすら危ふせられんとす、從つて最も重要なる日本の燃料問題は全く是等外國の支配下にありとするも過言に非ざるの状態に在り、其非常時に當り日本の石油資源、北樺太油田の將來、支那に豊富なる油田開發の可能性の有無、カムチヤッカ等地理的に日本に接近し一朝有事の際日本の勢力範圍に果して液體燃料の自給自足を期待し得べきや否やを詳述せんとす
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