照明学会誌
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VEP測定による眼疲労判定法の検討
直流点灯方式白熱灯とICインバータ方式蛍光灯使用時のP100潜時の比較
星野 康之本地 直貴林原 克明三橋 正和遠藤 陽一
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1991 年 75 巻 Appendix 号 p. 128

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抄録
客観的な眼疲労測定方法として視神経領域の臨床生理検査法である視覚誘発電位 (VEP: Visual Evoked Potential) 測定を試みたところ、そのP100潜時が眼の疲労により遅延するという結果が得られ、更に、同方法を用いて直流点灯方式の白熱灯とICインバータ方式の蛍光灯で、その遅延率が異なる結果が得られたので合わせて報告する。
測定方法及び処理
1. 就業前後のP100潜時の比較
被験者4名に対し、就業中に眼疲労を誘発すると思われるような約8時間の作業を行わせ、その前後でトランジェント型・フラッシュ刺激-VEPを各人2日間測定し、P100潜時の遅延率を算出した。
2.直流点灯方式白熱灯とICインバータ方式蛍光灯の各使用時でのP100潜時の比較直流点灯方式白熱灯 (40W, 2950K, 1050lm) とICインバータ方式蛍光灯 (15W, 7000K, 820lm) を用いて、それぞれ1500ルクスで2時間の読書による負荷を行い、読書開始前、読書開始後30、60、90、120分でのトランジェント型・フラッシュ刺激-VEPを、1被験者当たり白熱灯及び蛍光灯で各2回ずつ測定し、P100潜時を比較した。
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