主催: 日本エネルギー学会, 石炭科学部会, コークス工学研究部会, 重質油部会
共催: 日本学術振興会 石炭・炭素資源利用技術第148委員会, 化学工学会 エネルギー部会
会議名: 第56回石炭科学会議
回次: 56
開催地: ウィンクあいち
開催日: 2019/10/29 - 2019/10/30
p. xxv-xxxi
最近の電子顕微鏡研究では,ガス雰囲気や各種の機械的・電気的変調を加えながら試料観察を行う「その場(in-situ)観察」または「環境電子顕微鏡(environmental TEM; ETEM)」が話題になっている.名古屋大学では2010年に世界に先駆けて10,000Pa(≅1/10気圧)までのガスを入れたり,光や機械的変調を試料に加えながらナノ・バイオ材料の3次元観察ができる超高圧電子顕微鏡を開発した.本講演ではその装置開発と応用例を石炭科学会議の皆様に紹介する.