千葉大学園芸学部造園学科
1986 年 50 巻 4 号 p. 256-267
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
都市と近郊の自然と景勝地の確保と美化を活動目標とした美化協会が, 19世紀のドイツ各地に結成された。これは有志からなる民間団体であったが, 熱狂的な活動は後にその独善性が批判される。組織と財政の面が不安定であり, 事業の展望に計画性を欠いていたため, やがて行政がその役割を担うことになる。美化協会の運動は自治体に関係部局の設置を促し, 市民層に環境問題に対するかかわり方と気風を育成した点に意義があるといえる。
造園學雑誌
ランドスケープ研究(オンライン論文集)
ランドスケープ研究
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら