1988 年 52 巻 5 号 p. 253-258
外部空間での人々の快適性とそれに関連した気象環境要素等との関係をモデル化し, これを造園計画・設計へ応用することが本研究の目的である。まず, 人々の反応行動: RBは, 温度: T, 日射: S, 風速: W, 湿度: H, 樹影: V, 着衣: C1等で説明できるとして次式を設定した。RB=f (T, S, W, H, V, Cl) このモデルの要素間の関係を検討して外部空間での至適温度帯等を明らかにし, さらに造園計画・設計への展開について言及した。