京都大学農学部造園学研究室
1990 年 54 巻 3 号 p. 215-221
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通説によれば, 光福寺の開山和尚である宗心 (1541-1626) が, 立花の理論を応用した作庭手法をあみだし, 聖衆来迎寺の庭で, 自らその手法を実践したという。本稿は, 光福寺に伝わる文書を紹介検討し, 宗心の作庭手法は, 実は, 後世の捏造であり, また, 聖衆来迎寺の作庭者も, 宗心ではなく, 実は, 光福寺の門人で辰巳宗源という名の人物であった可能性があることを指摘するものである。
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