造園雑誌
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サウンドスケープの視点からみた住区における居住環境のアメニティと地区らしさ
金 柄哲藤本 一寿今村 裕司中村 洋
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1992 年 56 巻 2 号 p. 106-113

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抄録

本研究は, 住民に対するアンケート調査の結果から, 住区における居住環境のアメニティと地区らしさの形成に関与する環境要素に関して, サウンドスケープの視点から検討したものである。調査対象地としては, 福岡市内の9つの近隣住区を取り上げた。調査・検討の結果, 住民は, 住宅周辺の公園緑地, 殊に小鳥の鳴き声などが聞こえるような真の自然にアメニティを感じており, 地区らしさの形成に関与する環境要素は, 由緒ある神社やお寺などの伝統的・文化的環境要因によって構成されていることが分かった。

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© 社団法人 日本造園学会
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