ビフィズス
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新生仔ブタおよび新生仔ウシにおけるビフィズス菌・乳酸菌混合生菌製剤投与の増体効果と下痢予防
阿部 文明宮浦 小百合石橋 憲雄島村 誠一
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1995 年 8 巻 2 号 p. 141-146

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抄録
Bifidobacterium thermophilum, Enterococcus faeciumおよびLactobacillus acidophilusを含む3菌種混合生菌製剤を, 生後直後のブタおよびウシに投与し, その影響について観察した.一腹から生まれた出生直後のブタを2群 (試験群計16頭, 対照群計15頭) に分けて行った試験では, 生菌製剤投与群において増体重が増加する傾向が観察され, また下痢の発生率も低下する傾向が認められた.一方, 出生直後のホルスタイン牛 (計137頭) を用いた試験においても, 生菌製剤の投与群で増体効果が観察された.また, 生菌製剤の投与量に比例して, 下痢の発生率が減少した, これらのことから, 投与したビフィズス菌と乳酸菌の混合製剤が, 新生仔ブタおよび仔ウシの下痢の予防および増体に対して有効であることが明らかとなった.
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© 財団法人 日本ビフィズス菌センター
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