日本舶用機関学会誌
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ディーゼル機関―可能性と問題点
Meinrad K. Eberle
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1991 年 26 巻 5 号 p. 243-250

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抄録

ディーゼル機関は出力の向上, 燃料の経済性及び排気排出に関して更に開発の余地を確かに残している.最優先課題として, 信頼性を高め, 次の段階に進むための足場を固めなければならない.熱効率の大幅な向上は, より複雑な構造の採用によってのみ達成し得る.今後, 進歩した分析用機器が益々重要な役割を演ずるようになろう.当を失した設計によってもたらされる損失は益々増大し, この厳しい競争において企業の存立を危うくするであろう.

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© 社団法人 日本舶用機関学会
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