日本金屬學會誌
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Al合金押出材の研究(第6報)
山田 史郎
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1944 年 8 巻 11-12 号 p. 649-653

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抄録
SD, ESD, Al-Mg-Zn系合金に就いて押出加工に依り生する [111] 繊維組織の押出後の加熱による變化の状況を押出加工度,甲出温度, Mn添加量,加熱温度及び時間等の因子を變化して研究しその本質を知らんとした.強力性を示す材質に認められる結晶粒子はその大きさとラウエ斑點の關係,又押出加工に依り生じた[111]繊維組織が後の加熱て殆ど完全に崩壞する事實よる非再結晶粒即ち加工状熊にあるものと認めた.
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© 社団法人 日本金属学会
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