2025 Volume 33 Issue 1 Pages 105-108
令和6年能登半島地震では、日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)から地域JRATに支援要請があり、北海道JRATも1月17日から4月13日にかけて11隊、延べ131名を派遣した。活動は医師やリハビリ専門職を中心に構成され、派遣者の募集、日程調整、オリエンテーション、派遣中・派遣後のフォローアップなど多岐にわたり、義肢装具士1名がオリエンテーションから派遣後のフォローアップまでを担当した。義肢装具士としての現地での直接的な活動ではないものの、支援チームの派遣を通して被災地への支援が行えた。本活動を通じて、他地域からの支援の重要性と、多様な職種が連携する意義を再確認した。