抄録
院長が三重県松坂地区地区医師会の会員になっている全医療機関に勤務する看護職員の喫煙に関する実態調査を行った。主な結果は以下の通りである。
1) 看護士及び看護婦の喫煙率は,75.0,14.6%で,看護婦は一般成人女性とほぼ同じ喫煙率であった。
2) 看護資格別にみると看護婦より准看護婦に,診療科別では精神科の看護婦に喫煙率が高い。
3) 医療機関別に喫煙率をみると病院,診療所はそれぞれ15.7,9.1%となり,診療所の看護婦は,准看護婦が多いにもかかわらず低かった。病院では看護婦数の少ない病院で看護婦喫煙率が高い。
4) 喫煙看護婦の44.5%が禁煙に真剣に取り組んだことがあり,34.1%がたばこをやめようと考えたことがあると答えた。従って,看護婦に対する禁煙教育の必要性が考えられた。