1963 年 10 巻 2-6 号 p. 31-38_21
1) ヒメダカOryzias latipes の卵内発生を, 25°±1℃, pH7のもとで, 各段階について200~300コを観察し, 全段階の生体写真をとり, それぞれの外部特徴を記載した.
2) 松井 (1949) の発生段階図にしたがったが, St.10, 11, 17を削り, St.1, 23, 26をそれぞれ2分した.いくつかの外部特徴については松井の記載と少し異るもの, あるいは, その記載にないものがあった.
3) 25°±1℃, pH7ではヒメダカは8~9日で孵化する.