東海大学海洋学部水産学科
日本大学短期大学部
1985 年 32 巻 2 号 p. 129-136
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駿河湾, 戸田沖の水深225mから270mの問で行われた底曳網により得られた1新種オロシザメOxynotusjaponicusを記載した.本種は第1と第2背鰭の棘が僅かに後方に傾いていること, 第1と第2背鰭の先端から棘までの前縁部の長さが棘先端から背鰭基底までの垂直高よりも非常に長いこと, 第1背鰭と第2背鰭の間の長さが第2背鰭の基底長の1.3倍であること等により同属の他種と明瞭に区別された.さらに本属は太平洋の北半球からの初記録となった.
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