北海道大学歯学部口腔解剖学第1講座
1985 年 32 巻 3 号 p. 355-358
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982年と1983年に, 然別湖産オショロコマ (ミヤベイワナ) が多回産卵することを利用して, タッグ装着による母川回帰性を調べた。前年に湖上した同じ河川に翌年再び湖上する個体の比率は極めて高かった。また, 湖中で捕獲し標識後湖に再放流した個体の各河川への瀕上率は, 各河川の総淵上数の比率とほぼ比例していた.このことから, このオショロコマは然別湖水系内で母川回帰することが示唆された。
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