魚類学雑誌
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官古島沖合の外側陸棚上で採集されたカラスハセ
沖山 宗雄塚本 洋一
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1989 年 36 巻 3 号 p. 369-370

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抄録

1988年10月19日に宮古島西方の東支那海外側陸棚上 (水深135-158m) で行ったビムトロールによって2個体のガラスハゼBrianinops vongei が採集された, これは雄 (体長20.0mm) と雌 (体長16.1mm) のべアであり, 本種が共生りるムチウフマツCirrhipaihes afrguina も同時に得られたことから, 正常な生活をおこなっていたことが推定さわた, 今回の採集深度はガラスハゼ属の分布下限を53mから約100mも拡大たことで特に注目される, 環境条件が満たされれば一部のガラマハゼ類は著Lく広い棲息深度帯を持つことみ示峻さねるが, 深層域の個体が再生産に寄与する可能性は低いものと思われる.

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