超高齢者の上顎前歯部に生じた角化嚢胞性歯原性腫瘍の1例

鈴木 円; 坂下 英明; 須賀 則幸; 鈴木 正二; 田中 章夫; 草間 薫

doi:10.11255/jjmcp1992.15.139

鈴木円, 坂下英明, 須賀則幸, 鈴木正二, 田中章夫, 草間薫

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キーワード: 角化嚢胞性歯原性腫瘍, 上顎, 超高齢者

ジャーナルフリー

2006 年 15 巻 3 号 p. 139-143

DOI https://doi.org/10.11255/jjmcp1992.15.139

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抄録

角化嚢胞性歯原性腫瘍は通常若年者に生じ, 高齢者に生じることはまれである. われわれは超高齢者の上顎前歯部に生じた角化嚢胞性歯原性腫瘍の1例を報告する.
症例は92歳の男性で右側上顎前歯部の違和感を主訴に東邦病院歯科口腔外科を受診した. X線検査により右側上顎前歯部に20×15mm大の骨吸収像を認めた. 局所麻酔下に摘出術を施行した. 病理組織学的に角化嚢胞性歯原性腫瘍と診断された. 現在まで再発は認められない.

責任著者(Corresponding author)

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