Online ISSN : 1881-9702
Print ISSN : 0040-9480
新潟県の低山帯における鳥類群集の季節的変動
金子 与止男
著者情報
ジャーナル フリー

1981 年 30 巻 1 号 p. 37-43

詳細
抄録
1977年1月から12月まで,1年間を通して新潟県の低山帯で鳥類のセンサスを行い,全部で70種の鳥類を記録した.種数はとくに4月と11月が多く,一方個体数は春と夏に多かった.多様度は, 春に高く夏に低かったが,種数や個体数とは異なり,冬にも高い値を示した.各月の最優占種は,1-2月がシジュウカラ,3月がアトリ,4-11月がホオジロ,12月がカシラダカであった.各月間の鳥類群集の類似性を調べた結果,時期的に近い月の群集どうしが似ていることがわかった.また,連続する2つの月の群集間の類似性は春と秋に低く,その時期に鳥類群集の組成が大きく変化していることが推察された.
著者関連情報
© 日本鳥学会
前の記事 次の記事
feedback
Top