九州大学名誉教授
2023 年 58 巻 1 号 p. 24-30
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
科学コミュニケーションにおける市民と科学者のように,「弱者」と「強者」という2者の非対称な関係は普遍的である.そのような関係において「弱者」を主語にしてものごとを考察・記述・実践するやり方とその意義について論じる.これによって一貫した立場と論理でものごとを整理でき,「強者」の世界とは異なる世界が見えてくる.ここから根本的・本質的な問題把握と実践を行えるなど様々な長所があることを示す.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら