スポーツ教育学研究
Online ISSN : 1884-5096
Print ISSN : 0911-8845
ISSN-L : 0911-8845
スポーツ領域に対する生徒の意識に関する研究
小泉 昌幸須田 洋太田 雅夫三浦 康暢須田 柳治
著者情報
ジャーナル フリー

1988 年 8 巻 2 号 p. 65-77

詳細
抄録

研究の目的
学校体育は, 体操, スポーツ, ダンスの3領域によって構成されている。我々は, いくつかの研究によって学校体育の実態を把握してきた。これらの研究結果から, スポーツ領域が他の2領域に比較してより充実したものであることが明らかになった。これは, スポーツが持つ特性によるものと判断できる。
しかしながら, スポーツ領域においてもいくつかの問題点が指摘されている。具体的にはスポーツ種目の偏りや指導の進め方などである。
本研究は, 今回の学習指導要領改訂とも関連して, 学校体育のスポーツ領域における問題点を生徒の意識の側面から明らかにし, より望ましいス査項目は, 体育に対する生徒の意識を中心に構成した。
研究の方法
1988年6月, 3大学学生238人を対象に, 質問紙法により集団記入の形式で調査を実施した。調査項目は, 体育に対する生徒の意識を中心に構成した。

著者関連情報
© 日本スポーツ教育学会
前の記事
feedback
Top