慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科
慶応義塾大学医学部脳神経外科
1995 年 5 巻 2 号 p. 139-144
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頭蓋内顔面神経吻合術を施行した20例中術後1年以上経過した16例の顔面表情点をHouse-Brackmann法で評価した。これらの結果を舌下神経一顔面神経吻合例29例のものと比較した。 直接吻合例の成績が神経移植(腓腹神経移植)より良好であり,舌下神経一顔面神経吻合よりも良好であった。直接吻合例中reroutingによる他に大浅錐体神経との吻合を行い良好な結果を得た。頭蓋内吻合は顔面神経の再建法として第一選択とされるべきである。
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