農業土木学会誌
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水田の用排水自動制御装置の開発 (I)
小型模型実験による研究
湯川 清光
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1979 年 47 巻 3 号 p. 195-199,a1

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抄録

農区中央に水路水位と田面水位が一致する構造の用排兼用水路を設ける。これに水圧差で作動する3種類のゲートA (取水用, 下流水位一定型), B (落差調節用・上下流水位差一定型), C (末端排水用, 上流水位一定型) を取付ける。
これらのゲートの作動によって水路各部の水位は自動的に一定の範囲に制御され, したがって田面水位が一定に保たれる。
本報告では, この装置の小型模型による実験経過と実用の可能性を紹介する。

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© 社団法人 農業農村工学会
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