筑波大学大学院人間総合科学研究科
筑波大学心理学系
2007 年 7 巻 1 号 p. 35-45
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本研究の目的は,中学生の視点から,相談行動の規定因を検討することである.20名の中学生を対象に,半構造化面接を実施し,修正版グラウンデツド・セオリー・アプローチを用いてカテゴリー生成を行った.その結果,【結果の予期】【状況の考慮】【相談実行・回避の結果】という3つのカテゴリーが抽出され,中学生は相談に際し,様々な結果の予期を行っていることが明らかになった.これらの結果に基づく今後の実践および量的な研究への示唆が考察された.
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