静脈経腸栄養
Online ISSN : 1881-3623
Print ISSN : 1344-4980
ISSN-L : 1344-4980
臨床経験
摂食・嚥下障害の訓練用クリティカルパスの作成にあたって
岡村 美智子坂口 一彦川野 幸子小野 達也川島 明美
著者情報
ジャーナル フリー

2005 年 20 巻 4 号 p. 4_45-4_50

詳細
抄録
当院での摂食・嚥下障害患者の多くは、脳神経疾患によるもので高次脳機能障害が見られる。そのため嚥下に対して、画一的な機能評価や訓練ができない状況にあった。そこで評価項目と評価基準、訓練方法を確立するため、嚥下機能評価表を利用してのクリティカルパスの作成を行った。これらを作成したことで、これまで医師・看護師・コメディカルそれぞれが主観的にしてきた評価・訓練を統一することができた。これによって、様々な職種がチームで同一のケアを行うことが必要であると考えられた。
著者関連情報
© 2005 日本静脈経腸栄養学会
前の記事 次の記事
feedback
Top