東北家畜臨床研究会報
Online ISSN : 1883-4582
Print ISSN : 0914-7497
ISSN-L : 0914-7497
副交感神経遮断薬を用いた乳牛の第四胃右方変位および右方捻転の診断と治療
矢崎 薫沼津 敬治一條 俊浩佐々木 弘志佐藤 繁
著者情報
ジャーナル フリー

1988 年 1988 巻 11 号 p. 17-21

詳細
抄録
第四胃右方変位の診断を速やかにするため、臨床症状と打・聴診法による右側肋・〓部における金属性有響音の聴取に加え、異なる薬効を有する臭化プリフィニウム製剤とメトクロプラミド製剤を時間差併用投与した。その結果、投与後の臨床症状の変化は同じ部位で金属性有響音を聴取する第四胃アトニー、腸管疾患では改善され、第四胃右方変位および右方捻転では改善されないことから、それらの疾患の鑑別が可能であることが示唆され、その後の処置を施したところ良好な治療効果が認められた。
著者関連情報
© 日本家畜臨床学会
前の記事 次の記事
feedback
Top