地すべり
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マスムーブメントの地質条件に関する考察
寺川 俊浩西田 彰一
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1982 年 18 巻 4 号 p. 1-11

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抄録
日本のような島孤にみられる地すべり運動像とチェコスロバキアのような安定大陸の地すべり運動像との間には大きな差異がある。これは一義的には岩体自体のひずみ像の量的相違によるものと考える。一方, 巨大な岩塊の滑動というマスムープメントを保持するためには, その場所の基盤を構成する岩石の物理的・化学的性質が地すべり運動像に深い関係がある点をここに新しく指摘した。換言すれば地すべり面の粘土が滑剤となり, その上にのっている岩塊をすべりやすくするか否かが運動像の形態に大きく影響する。すなわち, このタイプのマスムーブメントが成り立つたあには, 地山から離脱する岩塊内部の地質分離面の分布と基盤をつくる泥岩の物性と化学的性質との相互作用によるものであることを新潟県下の代表的例をあげその発生機構を説明した。
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© 社団法人日本地すべり学会
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