日本経営診断学会全国大会予稿集
日本経営診断学会第42回全国大会
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大学院生
ネット上のクチコミ(eWOM)のブランド・マネジメントへの適用可能性
*ジャムサランジャワ バーサンフー
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会議録・要旨集 フリー

p. 148-153

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抄録

ブランド・エクイティの最大化や維持はブランド・マネジメントの重要な課題である。そのために,ブランドに対する消費者の使用経験,意見,行動などを理解することが必要である。近年,ネット上に多数存在するeWOMは,消費者の使用経験や意見に関する重要な情報として消費者や企業から注目を集めている。これらの消費者情報を使うことにより,ブランド・エクイティを消費者の視点から可視化することができると考えられる。本稿では,eWOMのブランド・マネジメントへの適用可能性を検討するために,eWOMのコメント文章や評価点を利用してブランド・エクイティの構成次元や知覚品質を可視化することを試みた。

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© 2009 日本経営診断学会
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