日本経営診断学会全国大会予稿集
日本経営診断学会第41回全国大会
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自由論題
利益とキャッシュの乖離性診断
*石内 孔治
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p. 128-131

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抄録

本報告の第1の目的は,計上利益のうち,現金に裏打ちされた利益と現金に裏打ちされていない利益とを峻別することである。第2の目的は現金取引を擬制するのではなく,正真正銘の現金取引(キャッシュ・フロー)に基づき,これを損益取引からもたらされた現金預金と交換取引からもたらされた現金預金とに峻別し,後者の交換取引をさらに負債取引からもたらされた現金預金と資本取引からもたらされた現金預金とに分類することである。第3の目的は、発生主義利益とキャッシュの乖離を診断するための理論と技法を提示することである(以下、利益とキャッシュの乖離性診断という)。

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© 2008 日本経営診断学会
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