東京工業大学大学院情報理工学研究科計算工学
2003 年 10 巻 4 号 p. 33-53
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音声対話システムが話し言葉に対応するためには, 言い直し, 助詞落ち, 倒置などの不適格性とよばれる現象に対処する必要がある. これらの不適格性の中で特に問題となるのは, 言い直しあるいは自己修復と呼ばれている現象である. しかし, 自己修復に関する既存の手法は, 自己修復を捉えるモデルと, その修正処理に問題点がある. 本論文では, それらの問題点を改善した新しい手法を提案する. そして, 提案手法を音声対話コーパスに適用した結果を基に, 提案手法の有効性と問題点について考察する.
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