自然言語処理
Online ISSN : 2185-8314
Print ISSN : 1340-7619
言い換え技術に関する研究動向
乾 健太郎藤田 篤
著者情報
ジャーナル フリー

11 巻 (2004) 5 号 p. 151-198

詳細
PDFをダウンロード (11083K) 発行機関連絡先
抄録

意味が近似的に等価な言語表現の異形を言い換えと言う. 言い換え技術とは, 所与の言語表現からその言い換えを生成する言い換え生成技術, および所与の言語表現対が言い換え関係にあるか否かを判定する言い換え認識技術の総称である. これらの技術は, 機械翻訳の前編集や読解支援のための文章簡単化, 質問応答や複数文書要約など, 様々な応用に貢献する応用横断的なミドルウェア技術になると期待されており, 近年研究者の関心を集めてきた.本論文では, こうした言い換え技術について, 工学的研究を中心に近年の動向を紹介する. 具体的には, 言い換えの定義や言い換え技術の応用可能性について論じた後, 構造変換による言い換え生成, 質問応答・複数文書要約のための言い換え認識に関する研究を概観し, 最後に言い換え知識の自動獲得に関する最新の研究動向を紹介する.

著者関連情報
© 言語処理学会
前の記事

閲覧履歴
feedback
Top