2013 Volume 55 Issue 12 Pages 944
年度末を迎え,何かと慌ただしい毎日を送っておられるのではないでしょうか。
2012年の3月号では「東日本大震災から1年を経て」と題した特集を組みました。あれから1年が過ぎました。この間,7月号で「みちのく震録伝」,9月号で「神戸大学『震災文庫』」,本年1月号で静岡大学の「BCPを支える情報基盤」,2月号で「情報システムリスクから考えるBCP」を取り上げました。今後も災害への備えという観点から,随時,関連記事を取り上げていきたいと考えています。
今号には,今後ひろがっていくであろう世界に関連した記事が並びました。「創造社会」を支えるクリエイティブ・メディアの話(パターン・ランゲージ),昨秋から共用が開始されたスーパーコンピュータの話(「京(K computer)」),街のあちこちで見かける情報発信メディアの話(デジタルサイネージ)。
また今号から,不定期のシリーズとして「学会の役割を考える」の掲載を開始しました。2011年7月に人工知能学会の主催で開催されたシンポジウム「消えゆく学会 ~問い直される学会の役割と社会との関係性~」を契機にこの企画が持ち上がりました。この4月から科研費制度が変わることもあり,学会の本質と学会誌の役割について学会論文誌の編集に携わっておられる方々にご寄稿いただきます。初回は,科学基礎論学会。次回は日本植物生理学会を予定しています。
現在,「情報管理Web利用者アンケート」を実施中です。情報管理Web〈http://johokanri.jp/〉のトップページにリンクバナーがあります。「情報管理Web」および弊誌へのご意見をお聞かせください。3月15日締切です。お待ちしております。(KM)
<委員長>水野充(科学技術振興機構)
<編集委員>小河邦雄(大正製薬㈱)・気谷陽子(筑波大学附属図書館)・小林良子(元 ㈱日本能率協会総合研究所)・清水美都子(㈶日本特許情報機構)青山幸太・安部耕造・伊藤祥・川井千香子・木村美実子・栗本達児・黒田明子・黒田雅子・佐藤恵子・土屋江里・火口正芳・日高真子・余頃祐介(以上 科学技術振興機構)
木村美実子(事務局長)
藤井昭子・関根治子・鶴岡秀樹(以上 科学技術振興機構)
小宮山印刷工業株式会社