Oncoplastic Breast Surgery
Online ISSN : 2432-4647
ISSN-L : 2432-4647
原著
砂時計型皮膚切開と横H字型切開を組み合わせた腹直筋皮弁採取部の臍移行法
菅谷 文人梶川 明義林 京子関 征央平井 林太郎友近 真世
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2017 年 2 巻 4 号 p. 98-105

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抄録

腹直筋皮弁は, 形成外科で最も多く用いられる皮弁のひとつである。腹直筋皮弁の栄養血管は臍周囲に多いため, 皮弁採取時, 臍を頭側皮膚へ移行する必要がある。これまで臍部を丸くくり抜き, 縦切開を置いた頭側皮膚に移行することが多かったが, この方法では, 細く, 窮屈な臍になってしまうことが多かった。われわれは, 臍部を頭側と尾側端の幅が広く, 中央のくびれた砂時計型にくり抜き, 頭側皮膚には横H字型に皮膚切開を行って臍を移行している。本法により, 臍周囲に瘢痕拘縮が少なくなり, 自然な臍が形成できるようになった。

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© 2017 一般社団法人 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
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