Oncoplastic Breast Surgery
Online ISSN : 2432-4647
ISSN-L : 2432-4647
原著
皮膚温存乳房全切除術または乳頭乳輪温存乳房全切除術における一次再建後の局所再発の検討
山本 晋也成井 一隆角田 祐衣武藤 真由佐武 利彦山田 顕光石川 孝遠藤 格
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2022 年 7 巻 3 号 p. 61-68

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抄録

本邦における皮膚温存乳房全切除術 (SSM) または乳頭乳輪温存乳房全切除術 (NSM) 後の局所再発に関しては, まだまだ不明な点が多い。そこで今回われわれは, 当院で原発性乳癌に対し, SSMまたはNSMに対して一次再建を施行した408例の局所再発について, 後方視的に検討した。観察期間の中央値は73ヵ月で, 局所再発は18例に認め, 10年間の局所再発率は8.2%であった。局所再発の部位は, 再建乳房内皮膚側が8例と最も多かった。局所再発の発見契機は, 患者の腫瘤自覚が7例と最多で, 超音波による発見が4例であった。局所再発症例のうち4例は切除不能で薬物療法を, 14例が切除可能で手術を施行した。うち3例は再建乳房を切除した。また切除可能症例のうち局所再発により化学療法を要した症例を4例認めた。切除症例のうち, 4例で再々発をきたし, うち3例は遠隔転移であった。切除症例14例の再発からの5年無再発生存率は47.2%であった。局所再発症例の予後は不良であった。

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© 2022 一般社団法人 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会
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