横浜市立大学泌尿器科学教室
1981 年 72 巻 6 号 p. 730-734
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
膀胱癌に対する温熱処理 (hyperthermia) の効果を知る目的で2系のヒト由来膀胱癌細胞およびHeLa細胞を用い in vitro (培養内) での作用を検討した.43℃, 1時間の温熱処理はこれら3つの細胞に同程度の増殖抑制と殺細胞効果を示した. また, bleomycin と温熱処理の併用は殺細胞効果に相乗効果を示した.これらの結果は温熱処理が膀胱癌細胞に対して有効であることを意味している.
日本泌尿器病學會雜誌
日本泌尿器科学会雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら