四極子秩序をもつPrPb₃の高圧物性

抄録

PrPb3は0.4 Kで反強四極子秩序を示し、先行研究では0.3Kまでの圧力下電気抵抗測定が行われており、5 GPa以上で消失するような振舞いを示している。今回、我々はより低温高圧下における基礎物性を測定することで、より詳細な情報を得ることを目的とした。　講演ではキュービックアンビルセルを用いた高圧下における電気抵抗、比熱、磁化率などの測定結果について議論を行う予定である。