日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 14pAH-5
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打楽器の数理モデル:モード間相互作用の音色に対する効果
鳥山 早紀郡 宏小林 康明
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抄録

シンバル・ゴングといった金属でできた打楽器は、音を鳴らしてしばらく時間が経過すると音の鳴り方が変化する。先行研究によると、音の鳴る周波数が時間経過によって移り変わることでこの音色の変化が生じている。一つの楽器の中で様々な周波数が加振しあっていることがわかる。この周波数のモード間の相互作用に着目し、どのように音が鳴っているのかをシミュレーションを行い明らかにしていく。

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