日本物理学会講演概要集
Online ISSN : 2189-0803
ISSN-L : 2189-0803
セッションID: 13pPSA-21
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カンチレバーを用いたアインシュタイン・ドハース効果測定
針井 一哉徐 溶晙塩見 雄毅松尾 衛中堂 博之前川 禎通齊藤 英治
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抄録

回転と磁化の間の基本的な交差現象としては、回転により磁化が誘起されるBarnett効果と、磁化の変化により回転が誘起されるEinstein-de Haas効果が知られている。近年、高感度な磁化測定装置を用いることで、常磁性体においてもBarnett効果が観測された。そこでEinstein-de Haas効果においても、従来の手法を越える高感度測定を実現するため、マイクロカンチレバーを用いた測定を行った。この実験について現在までに得られた結果を報告する。

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© 2016 日本物理学会
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